育児にも仕事にも悩むけど、笑顔の自分が一番好き。そんなママを目指して♡

menu

笑み咲くキャリア

男性優位な社会で、必死で仕事をしている女性たちに伝えたいこと

今は育児を優先したいことと、通勤時間が長いことを理由に、時短勤務を選んで働いている私ですが、子どもを持つまでは、かなりの、本当に相当な(笑)ハードワーカーでした。

背伸びをし、感情にふたをし、男性には負けないと気負い、仕事を無意識に「勝負事」と捉え、勝つことにこだわり必死で過ごしてきた日々を振り返ると、とても冷静に、客観的に自分を見ることができました。

私と同じような感覚で働いている人の肩の力が少しでも抜けたらいいなと思ってこの記事を書きました。

男性優位の社会で生き残るために

私が働くIT企業の女性社員の比率は10%未満。言わずもがな、男性優位な面は多々あります。それは、会社の歴史から見ても仕方のないこと。

入社当時、システムエンジニアという仕事について全く予備知識がなかった私ですが、お給料をいただいて仕事をする以上、何か成果を出すんだ、という意識だけはありました。

でも、できることなんて、何もない。知識も人脈も経験もない。同期の中には、学生時代の専門分野の延長でこの職を選んだ人もいます。そんな人たちの中で、いったい何をやっていけばいいんだろうと思いました。

目の前の仕事に必死で向き合いながら、ある時、他部署へ問い合わせる場面がありました。いつもなら、男性の先輩が担当していましたが、不在だったため、私がやることになりました。

ドキドキしながら問い合わせの電話をし、わからないながらも質問して、何とかやり終えて、先輩にその報告をした時のこと。

「え、そんなことまで教えてもらえたの?」と驚かれました。問い合わせ内容に関連するかなり広範囲のことまで聞き出していたらしいのです。問い合わせをした相手は男性でした。

先輩からは「やっぱり女性は得だよな~。普通は教えてもらえないことまで、聞きだせるんだもんな。これからは、問い合わせがあったら全部お願いしたいよ」と言われて、へー、そうだったんだ、ラッキー、くらいに思っていました。

でも、いま思えば、このラッキーな経験が、その後の私の行動を変えました。

男性社会で「女性」を売りにできる

数少ない女性から話しかけられると、大抵の男性は嬉しいのか、親切に教えてくれることが多いです。

私の例で言うと、女性からの問い合わせ、というだけで、印象に残っただけでなく、たどたどしい質問をする女性。私も若かったので(笑)「教えてください、助けてください」という必死な空気が伝わったのでしょう。同じ必死さも、女性からの訴えられるのと、同性である男性から訴えられるのとでは、受け側の男性からすれば、きっと違うんですね。

単純な私は、先輩から「普通は教えてもらえないことまで聞き出せた」ことを認めてもらえて嬉しくなって、職場の男性とコミュニケーションを取ることが楽しくなってしまいました。初めて話す人がいると「今回はどんな反応かな」とワクワクしました。

その後も、問い合わせだけでなく、仕事を依頼する場面や、飲み会の集金(笑)など、大して印象的な話をしなくても、ただ臆せず話をするだけで、「わたし」という存在を認識してもらえることがわかってきました。

つまり、男性ばかりの職場に、女性が一人いると、良くも悪くも目立ちます。特別な行動をとらなくても、名前や顔を覚えてもらいやすいのは、メリットなんです。これを使わない手はありません(笑)

スーツは「鎧」

いい意味で目立つことで、仕事をやりやすく進められることはわかってきましたが、社内で上手くいっても、お客様の前に立つとそうはいきません。

「女性じゃなく男性リーダーを連れてきて」と言われたり、トラブルが発生すると「リーダーが女性だからだ」と責められたこともあります。

そのうち、社外に出る時は、自分のプライドや心が傷つかないように、スーツを着て「自分を守る」ようになっていました。取引先の方との会議のため、スーツ着用は常識と思って着ていましたが、いま思えば、そうではなかったんです。

スーツが「鎧」になっていたことに気づいたのは、新しいスーツを買いに行った時のこと。店員さんに優しく柔らかい雰囲気のものを勧められ、これでは闘えない、と思い、はっとしました。

え?闘えないスーツって何?
・・・私って、闘うためのスーツを選んでいたんだ!

鈍いと言われればそれまでですが(笑)無意識って怖いなぁと思いました。

性格的に、どちらかというと男性っぽいところがある私ですが、女子大生活を楽しんだ時もあった。そう思うと、男性社会で自分を守りながらスムーズに仕事をするために、無意識に身につけた方法のひとつが、スーツの着用でした。

女性であることによるメリットを使いながらも、デメリットから守る術も必要だったのです。

まとめ

男性社会で同等に働き、認められるために、私のように無意識に鎧をまとい、闘い、ワーカホリックに働いている女性もいるのではないかと思います。

自分を守る術は、無いよりは、持っていた方がいいです。けれど、今思うのは、闘わずして自分の立ち位置を作り上げることもできたかもしれない、ということです。

私が勝ち負けにこだわり、闘う態勢だったから、相手も闘いを挑んできたような気がします。

だから、今、男性社会でがむしゃらに頑張って働く女性に伝えたい。

男性社会に馴染む努力は必要ですが、彼らと闘わなくてもいい。彼らは「同志」です。闘わなくてもできることは、たくさんあります。

自分の行動を無理して男性化し、女性である自分を抑制しなくても、いい仕事はできます。男女平等とは、性差を超えて等しくなることではありません。

この違いをうまく活用して、楽しく仕事をしていけたらいいですね。

関連記事

2018年5月
« 4月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031