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管理職のおじさまたちの悩みからー女性部下とのコミュニケーション

女性部下の育成について悩む男性の管理職の事例に続き、今回は、コミュニケーションが上手くいかないという悩みについて書いてみようと思います。 男性部下とのコミュニケーションと、女性部下とのコミュニケーションでは、何が違うのでしょうか? 私は、基本的には同じでいいという考えです。けれど、相手の女性によっては、区別したほうがいいことも多々あるので、今回はそこに焦点を当ててみようと思います。

男性管理職が求めるコミュニケーションとは?

女性部下に対して、男性管理職は、どのようにコミュニケーションを取りたいのでしょうか。 「私を怖がってるのか、心を開いてくれない」 「体調不良や不眠で悩んでいるようだが、原因がわからない」 「面談しても『はい』の一点張りで一方通行なのが気がかり」 これらの言葉からは、女性部下が何を考えているか、本音を知りたい、という気持ちが感じられますね。 では、女性部下は男性管理職とのコミュニケーションについて、どう思っているのでしょうか。 「プライベートなことまで話したいとは思わない」 「男性部下に対する態度と、自分に対する態度が違うから話しづらい」 「結婚、出産などには理解がなさそう」 「要望を話しても理解してもらえないかも」 つまり、本音を語りたい相手として捉えていないことが多いのです。 これでは、双方すれ違いですよね。 でも、お互い、改善したいとは、感じているはず。 それでは、どうすればいいでしょうか? 相談

女性部下の本音を聞くために

管理職の男性には、女性部下の本音を聞く時に、ぜひ気にかけていただきたいポイントがあります。 (1)女性部下に対して雑談を話しかける 仕事の話は必要だからできます。でも、それだけでは本音を話すことはできません。 女性部下は男性管理職に対して「忙しそうで話しかけづらい」「怖い」等、残念ながら親しみやすい印象を持っていないことが多いので、男性管理職の方から、男性部下に対して話すのと同じように、雑談をしてみてほしいのです。 スポーツ観戦の話でも、テレビの話題でも、レストランの話でも、話題はいくらでもあるはず。 短い時間でもいいのです、雑談を繰り返しているうちに、だんだん心がほぐれていきます。 (2)女性ならではの話について、男性管理職側から質問する 女性ならではの話 とは、結婚や出産の話に限りません。 女性社員が少ない職場についてどう思うか、他部署の女性社員や同期の女性社員との交流があるか、どんなことをセクハラと感じるか、等。ちょっときわどい話題ではありますが、一番女性の価値観がわかりやすい話題です。 唐突に話題を振ると、警戒されてしまうことがあるので、育成計画の面談時等に「2-3年後の自分の姿を想像した時に、結婚や出産を視野に入れているの?」と、管理職自身がライフイベントを考慮した育成を考えているという姿勢を見せて話しかけると、抵抗が減ります。 (3)女性部下の話を「否定語を使わずに」「共感して」聞く 少し心がほぐれてきて、女性部下が本音を話し始めたら、どんな話であっても、自分の常識は横に置いて、助言や意見は言わず、あいづちだけで、話を聞いてほしいと思います。「そういう考えは甘い」「そうは言うけどね」「そうじゃなくて・・・」等の、部下の話を否定するような言葉を使わないように気を付けて、内容に共感してもらえるともっといいです。 では、共感とは、どういう聞き方なのでしょう。 子育て中の母親なら一度は耳にしたことがあると思いますが(笑)一番簡単なのは、部下の話のリピート、おうむ返しや、「そうか、そう思うんだね」「わかるよ」という対応です。 心の底から共感できる内容でなくても、まず受け止めるというスタンスです。相手の考えを理解しようとする姿勢、心構え、という方がわかりやすいでしょうか。 部下に対する要望「こうなってほしい」が強ければ強いほど、部下の話に対して「何を言ってるんだ」という感覚を抱くと思いますが、それでは、部下は本音を話すことをやめてしまいます。

女性部下の努力も必要

私は今でこそ、自分の上司に本音を話していますが、若かりし頃からそうだったわけではありません(笑) 上司に恵まれていた事実も、確かにあるとは思います。 でも、自分の本音を言えるようになるために、努力もしました。 新入社員時代の上司は、最初本当に怖くて、話しかけられなかったし、ビクビクしていましたからね。今では仲良しですが(笑) では、何をしてきたかというと、 ①くだけた場(ランチや飲み会)に誘われたら断らない。男性の輪に女性が一人の状態でも。聞く一方で、何も話せなくても行く ②話しやすい男性社員の先輩と仲良くなり(管理職と仲良くなるより気楽)、その人が管理職と食事をする時に同席する。 ③雑談の中から、上司が好きそうな話題をリサーチし、その話に興味を持ってみる ④プライベートなことを質問されても、隠さない。隠したい内容のことは笑顔で誤魔化す。 何はともあれ「その場に行く」(=①②)ことから始め、どんな話が盛り上がるのか(=③)をひたすら聞きます。全然わからない話題もありますが、それは視野を広げるチャンス。「つまらない」ではなく、知らないから教えてもらう、知らないから少し知ってみようとすると、相手も親切に(むしろ仕事より丁寧に(笑))教えてくれます。 男性特有の話題、例えば、「ガンダム談義」などには、全くついていけなかった私。トンチンカンな質問も沢山しました。それでもいいんです。トンチンカンな質問は、笑いを生みますから。 ④は例えば「彼氏いるの?」と聞かれたらどうするか。 話してもいいと思うなら話せばいいし、話したくないなら「ヒミツです」でOK。 でも、プライベートな質問をされるようになったということは、裏を返せば、かなりお互いに話しやすくなってきているた証拠です。初対面の人から、合コンでもないのに「彼氏いる?」なんて聞かれませんからね。 恋愛ネタは質問を思いつきやすいので、話題に上がりやすいのも事実ですが、話したところでさほど実害はないと思います。社内恋愛などで極秘の場合はもちろん、注意は必要ですが(笑)

まとめ

男性管理職にも、少し気をつけて話してほしいとは思いますが、女性部下も、自分が職場で気持ちよく、楽に過ごせて、話しやすい場があると安心だし、より仕事に集中できます。 話をするたびに緊張して、言いたい事が言えず、伝わらず、うまくいかないと悩むより、ずっとストレスが減ります。 年齢差、職歴の差、男女差、肩書の差はあれど、同じ人間同士。差による違いは尊重しつつ、相手の考えを知るために、自分の価値観や考え方を押し付けない話し方ができたらいいですね。

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