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笑み咲くキャリア

柔軟な女性管理職の在り方からキャリアアップを考える

4月に女性活躍推進法が施行され、それに伴い様々なメディアで関連記事が投稿されていました。
その中で、女性管理職に言及した記事があり、いろいろ考えさせられたので、その内容と私の考えを書いてみようと思います。
記事はこちらです → 柔軟な「女性管理職」の在り方が必須

現実と傾向

女性活躍=女性管理職が増える、という考え方には、やはり違和感は感じるのですが、記事でも言及されているように、女性管理職の未婚率、既婚者でも子どもを持たない率が高く、時間制約なく働ける人がキャリアアップする流れが一般的な現実は否めません。
 
では、視点を変えて、子どもを持ち管理職に就いている女性に注目してみると、どんな傾向が見られるのでしょうか。
 
・入社早々(5年以内)に結婚、出産
・育休復帰時に保育園+両親のサポートあり
・短時間勤務は選択せず、フルタイム勤務
・子どもが未就学児の時も残業、遠方への出張に対応
・子どもを預けることに対する罪悪感より、仕事に対する情熱の方が大きい
・育休復帰数年後に係長クラスに昇級し、子どもの就学後に管理職に昇格
・自分と違う外部の声(例:親から「子どもを預けてまで働かなくても等の苦言を言われる)を気にしない
・周囲の人を巻き込み、協力を得られる体制や環境を自ら作っている
 
この傾向から、どんなことを感じますか?
協力的なサポート体制を仕事でも家庭でも作ることが、子育てしながら管理職をこなすポイントのように思えます。
それと同時に、自分の年齢と妊娠・出産適齢期、子どもの年齢と、仕事のキャリアを、うまく関連付けしている印象も受けました。

年齢とライフイベントの関連づけは大切!

私は晩婚(36歳)で、独身時代は仕事まっしぐらな生活でした。それに疑問を感じませんでした。楽しかったしね(笑)
 
だからかもしれませんが、少子化を食い止め、未来の労働人口を作る、女性にしかできない大切な役割を果たすために、年齢的なハンデがあることも、結婚するまで特に意識したことがありませんでした。
 
でも、今になって、何を一番悔やんでいるかといえば、、、
もっと若くして結婚、出産し、その後にキャリアを形成するレールに乗るほうが、私には合っていたかもしれないということ。
 
今さらの話ですよ、もちろん。過去は変えられないので。
けれど、自分の年齢、子どもの年齢と、会社での自分の立場や役割のステップアップの時期が、密接に関係していることを、意識して過ごせば良かったと思います。
学生時代の友人を思い出したら、彼女は、何歳で結婚して、何歳で出産して、仕事は継続して・・・と、明確なイメージを持っていて、今は子どもの年齢に合わせて柔軟に働いています。実家のサポートが受けやすいよう、働く場所や住む場所のことを、出産前から考えていました。
私はと言えば、当時なーんにも考えていなくて、仕事はするけど結婚にも出産にもまるで興味なし(笑)
ライフイベントに限った話ではないけれど、興味を持つ・持たないで、考えることが変わってくるし、行動が変わるから、現実も変わるものだなぁと、今になって実感します。

キャリアアップするタイミングはそれぞれでいい

私は先に出産してからキャリアアップしたほうがいいなと感じるタイプですが、逆に、キャリアアップしてから出産したほうがいいという人もいるでしょう。
そして企業、上司も、画一的な育成方法ではなく、社員の価値観を踏まえて、キャリアアップを捉えられたら、それがまさに「柔軟な」管理職を増やすきっかけになるのではないでしょうか。
 
私のように、何も考えずぼーっと過ごして、あ!しまった!とあわてることがないように、これから結婚も出産もしたい人には、妊娠や出産の適齢期についてアンテナを張り、自分がどう働き、キャリアアップしたいかを考える機会を持てるような仕組みがあればいいのかもしれません。
 
ここで、専門家の考えもご紹介します。
日本女性学習財団が発行している月刊紙(We learn 2016年5月号:働きやすい社会をめざして)から。
巻頭言(岩田喜美枝氏)からの引用です。
育児休業や短時間勤務の制度を使う期間は長すぎると女性のキャリアアップにはマイナス
「キャリアアップ」をするためには「働き甲斐」のある仕事体験が不可欠
働き甲斐のある仕事体験は確かに必要だと同感です。仕事を継続したいという意欲につながります。
育児休業や短時間勤務を利用する期間が長いことがキャリアアップにマイナスとは、私は思いません。
 
これらの制度を利用する期間が長いと、確かに仕事の量は減ります。働き甲斐を感じにくい配置になるかもしれないです。それにだけフォーカスしたらマイナスに見えます。
 
けれど、制度を利用しながら働き続ける意欲があるのだし、仕事、育児のダブルワークをこなしているパワーがあります。「育児」は立派な仕事だと認めて欲しいなぁ。
タイムマネジメント能力も、無意識のうちに培われます。
キャリアアップする時期が、職場の期待と違ったり、男性社員より遅くなるだけ。
仮に、キャリアアップはしなくても、コツコツ仕事を継続することも立派な力になると、私は思いました。
 また同紙の研究レポート、乙部由子氏の不妊治療から考える女性のキャリア形成 の記事には、
早期キャリア育成により、入社5年目までにリーダー職にして、就業継続意欲を高めれば、妊娠適齢期に出産を先延ばしすることもなくなる。
早いうちに管理職になれば、自分で就労調整をしやすくなるため、仕事と育児の両立の実現にメリットがありそうだ。
という見解が書かれていました。
これも一つの考え方ですね。ピッタリハマる人もいると思います。自分で就労調整がしやすいのはメリットです。
私の周りにいる女性管理職の方々は、みな、就労調整ができるからキャリアアップするといいよ、とおっしゃいます。
でも、独身時代に就業継続意欲が高くなりすぎると、私のように、完全に結婚、妊娠、出産に関して興味や情報が欠落してしまうこともあります(汗)
それを望まないのであればかまいませんが、望む場合で、自分で気づかない人に対しては「ちょっと考えてみたら」という働きかけがあったらいいなとは思います。
 
また、必ずしもリーダーにならなくても、就業継続意欲を高めることはできます。
担当業務にやり甲斐があり、自分の性格に合ったやり方で仕事ができ、周りの人とも良好な関係を築けていたら、「辞める」という選択はしないでしょう。
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柔軟な=多様な女性の在り方を認める社会

管理職の女性を増やそうという取り組み自体は、素晴らしいことです。
しかし世間はまだ、「管理職」の定義に、従来からの男性管理職のライフスタイル、ワークスタイルをあてはめがちです。
それを、いま管理職に就いている女性や、これからキャリアアップを目指す女性たちが、変えていける社会になったいいですね。
女性の敵は女性、とも言われるので、実は多様な女性のキャリア形成の阻む要因は、周りの女性の目や発言なのかもしれません。
それを気にせず、自分の人生について「私はこうありたい、だからこうするんだ」と確固たる自信のもとに行動する人が増えたら、世間が、勤務時間や子どもの有無、既婚か独身かという「属性」フィルターを通さずに「働く女性」を見ることができるのではないでしょうか。
それこそが、柔軟な、多様な女性の働き方を生み、管理職という立場で采配を振るう女性の割合も、自然と増えるのではないかと考えます。
そして、女性にしかできない、妊娠・出産という尊い仕事には、適齢期があるということ。
そのことに気づかず30代後半を迎えるよりは、早めに「知り」自分がどうしたいか考えておくというのは、有意義なことではないかと思うのです。
 

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