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笑み咲くキャリア

思いやりを持って、人と接するということ

私は娘の言葉から、たくさんのギフトをもらっています。そして、そのギフトは、私だけでなく、大人たちに向けて届けたい内容が多いのです。 最近の娘からのギフトを紹介します。

娘の額についたキズ

ある日、いつものように保育園にお迎えに行くと、駆け寄ってきた娘の額に大きなひっかきキズがありました。 よくあるお友達とのやり取りの中でついたキズだろうなと、気にも留めずにいたのですが、先生に「お母さん、ちょっとお話が」と声をかけられました。 先生によると、お昼ご飯の時間になって、みんなで席についた時に、急に絵本が読みたくなったお友達がいて、娘はその子に「ごはんの時間だから席にもどろうよ」と声をかけに行ったのだとか。 その時に、そのお友達に、顔をひっかかれたとのことでした。 先生は「止められなくて申し訳ありません」とおっしゃいましたが、このケース、誰も悪くない。 私はそう思いました。

帰宅後の娘の言葉

娘は体が同じ年齢の他の子よりも大きいからなのか、自分より小柄の子のお世話をしたがる傾向にあります。 保育参観で、お友達とやり取りしている娘の姿を見ていると、みんなと一緒に行動できないお友達がいたり、先生のお話を理解しきれていないお友達のことがとても気になるようなのです。 だからそういうお友達を見ると、声をかけにいったり、先生のお話を繰り返し伝えたり、着替えを手伝ったり、そんなことをよくしています。 今回の出来事も、そういう娘の一貫した行動のひとつ。 帰宅して、娘はキズのことをお話してくれました。 先生からお伺いした通りの経緯でしたが、それよりももっと驚いたことがありました。 「呼びに行ったんだけど、〇〇ちゃんは、その時はご飯より絵本を読みたかったの。だから呼びに来られたの、嫌だったんだと思うの。」 「ひっかかれたのは、痛くて、嫌だったけど、〇〇ちゃんも、同じくらい、嫌だったの。だからひっかいたの。」 と振り返って言っていました。 5歳でも、これだけ自分の行動を冷静に振り返ることができるんだって、驚きました。

大人としての行動を振り返る

娘の発言から、はっとさせられたことは、大人である自分が、コミュニケーションを取る際に相手の事情をどこまで想像して、思いやっているだろうかということです。 娘も、ひっかかれた後に「相手の気持ち」を考えて、振り返ったのだと思いますが、職場で、家庭で、自分の事情と相手の事情、両方を考えてコミュニケーションを取ることは、実はとても難しくて、なかなかできていないのではないかと。 例えば、家庭においてよくあるのは、朝のシーン。 出勤する時間が刻々と迫る中、ゆっくり食事を楽しむ子ども。 つい「早くしなさい!」って言ってしまう。 大人の事情=出勤時刻だから早く食事も終わらせたい。子どもの事情=ご飯をゆっくり食べたい。 相手の事情を想像しながら、自分の事情を伝えるのと、そうでないのとでは、全然違ってきますよね。 職場でもそう。 自分が忙しい時に声をかけられたら、冷たい対応になってしまったり。自分と目標に向かうアプローチが違う時にイラついたり。 心当たり、ありませんか?

まとめ

相手の事情も想像しながら、行動できるようになると、気持ちいいコミュニケーションになります。 自分に余裕がないとできないかもしれないけれど、いつも、相手の事情を思いやれるよう、余裕を持っていたいなと思いました。 些細だけど、大事なことに、気づかせてくれた娘の言葉。 今回も感謝です。

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